2013年3月15日金曜日

ダイヤ改正前日…

 みなさまこんばんは。今回で2度目の投稿となる、「ワープロ風の文章構成に定評のある」見習いブロガー「ブログ書き4号」です!!すいません前回自己紹介忘れました…。

 昨日はホワイトデーでしたね☆!!男性諸君、バレンタインデーのお返しはしましたか?!(笑)
え、私ですか?!

 つまんねーこと菊名
↑お前が言うな



 えーと、

 昨日、私は青春18きっぷで北関東及び南東北へ行ってまいりました。まあ乗り潰し目的だったのでこれと言って言及することは特にありませんが、普段なかなか行かないような場所を訪れることができたので満足です!!

 さて、今回の本題ですが…

 今日は3月15日金曜日。さて、何の日でしょう?!

 →答えはズバリ、JRグループや東急電鉄、京阪電車等の3月16日ダイヤ改正(改定)の前日です!!


 これまで、このブログでは3/16ダイヤ改正の裏で消えてしまう列車の姿・光景について特集を組んでまいりました。しかし、残念ながら、特集がすべて組めないほど多くの列車が引退やその他にも鈍行化、車両変更、行先の変更、両数の変更などという事態に至ってしまいました。
 今回は、3/16改正の裏で消えるこのような列車で、これまでに取り上げることのできなかったものについて、写真と簡単な説明文でそれぞれの列車に惜別をしていこうと思います。もちろん、私も全国を闊歩してきたわけではないのですべては無理ですが…。



【JR東日本】


東海道線のいわゆる「乗り得」列車で知られた下り521M列車。185系特急型車両を使用し、朝の通勤時間帯に普通列車の伊東行として運用していたアクロバティックな運用だったがダイヤ改正で近郊型車両での運転となり、行先も熱海行になる。私は東海道沿線の一貫校に通っていて、この列車にはいまでも思い入れがあるので残念…。
(2013年3月11日 JR東海道本線 戸塚~大船にて)


長らく常磐線の看板特急「スーパーひたち」号の顔として親しまれてきた651系。前面のLED表示器には多彩な表示が行え、尾灯もこれを使用し示されていた。ダイヤ改正後の常磐線特急はE657系に全車が統一され、651系及び「フレッシュひたち号」のE653系は常磐線から撤退する。E653系も撤退とかさっき知ったよ…(泣)
(2013年3月14日 JR常磐線 水戸駅にて)
 
 
 
【JR東海】
 
 
中京地区の東海道線では、快速、のちには新快速列車向け車両として関西と同様、117系が投入された。新型313系の置き換えに伴い引退となったが、リニア・鉄道館に保存車がいるほか、飯田線にはジョイフルトレインに改造された117系もいるようだ。写真は国鉄色に戻された編成。
(2012年8月27日 JR東海道本線 米原駅にて)

 
 
中央西線の名古屋~中津川間において日中に1時間おきに走っていた「セントラルライナー」。昼間に運転される珍しいライナー列車であったが、利用客が少なかったのであろう、今改正で廃止に。「セントラルライナー」向けに製造された313系8000番台の今後の行方は…。
(2009年8月12日 JR中央本線 名古屋駅にて)

 

 
 
【JR西日本】
 

 
特急「こうのとり」号などに使用されてきた183系は今改正で287系及び381系への完全置き換えとなった。これにより、183系を使用した定期の特急列車はなくなった。JR西日本の183系は、485系の交流設備を除去して作られたことで知られる。写真は、「こうのとり」号に愛称が変わる前の「北近畿」号。
(2009年5月3日 JR東海道本線 大阪駅にて)

 
 
 
【京阪】
 
去る3/10に旧3000系が通常運転が終了し、4回の特別運転を残すのみとなった京阪電車。京阪では平日の朝に交野線から京阪本線、中之島線に直通する通勤快急「おりひめ」号を走らせてきた。しかし、学研都市線への流入などだろうか、前身のK特急「おりひめ」号(淀屋橋行)から続いてきた交野線との直通列車の歴史はわずか9年強に終わることになる。また、5両編成の運用がこの「おりひめ」号と後述の「ひこぼし号」、及びその送り込み以外に存在しないので京阪において、5両編成の電車も消滅すると思われる。
(2013年3月6日 京阪交野線 宮之阪駅にて)
 

 
平日深夜帯には、中之島線から京阪本線を経て交野線へ直通する、快速急行「ひこぼし」号が運転されてきた。こちらも廃止となり、前身の準急「ひこぼし」号(天満橋発)から続いてきた交野線との直通列車の歴史はわずか9年強に終わることになる。
なお、車両の中之島方3両と私市方2両で車両の塗装が違うが、前者は京阪で半世紀以上続いた塗装(旧塗装)、後者は2008年から塗り変えられている塗装(新塗装)である。すなわち、旧塗装と新塗装が「混色」しているのだ。
京阪には7両編成の車両も5編成ほど旧塗装の車がいるが、2008年のプレスリリースでは「2012年度に塗装の塗り変えを終了することを予定している」と公表している。4/1以降も旧塗装車が残るかもしれないが、早いうちに旧塗装車の記録もしておきたいところだ。
(2013年3月6日 京阪中之島線 中之島駅にて)
 
 
 結構、一挙に公開したので見づらかったらすいません!!
 なお、今改正最大の目玉である東急電鉄の話題ですが、内容があまりにも多すぎるので割愛させていただいております。ご了承くださいm(__)m
 
 
 ダイヤ改正前日。悔いの残らないように最後まで記録したいところですね。
乗車・撮影に行かれる方は気を付けてお出かけください!!
 
 もちろん、ダイヤ改正は列車などが消えるばかりというものではありません。
東急などの5社直通は見ものですし、E6系「スーパーこまち」や3/17の近鉄のダイヤ変更での観光特急「しまかぜ」のデビューも非常に楽しみです!!
 
~専修大学鉄道研究会からのお知らせ~
専修大学鉄道研究会では新規会員を募集しています。
学年・学部・性別等は問いません。必要なのは「鉄道旅行に出たい!」「鉄道写真を撮ってみたい!」「鉄道模型弄ってみたい!」「何でも良いから鉄道に関する話をしたい!」というあなたの気持ちです。 「鉄道関係あんまり詳しくないんだよなぁ・・・」と不安になっているあなたもご安心下さい。当会には鉄道に関する知識の浅い・深いを問わず様々な会員が所属しています。各会員で色々な情報交換をしながら楽しく活動していきましょう!
詳しくはメール[sensyu_train@yahoo.co.jp]若しくは第3学生自治会館B1Fの部室04にてお待ちしています。(基本的には授業期間中の昼休みは常駐している予定)

2013年3月10日日曜日

3.16消える景色・消える列車Part.5~変わる東横線 後篇~


関東地方では暖かい日が続き、いよいよ春の訪れを身をもって感じるようになってきました。そんな中、中国からの黄砂やその他の物、花粉などが猛威を振るっており、私ブログ担当2号の体はすでに花粉でボロボロです・・・。花粉症の皆さん辛い季節ですが頑張って乗り切っていきましょう!

さて、鉄道研究会の近況はというと、春の合宿も終了し、いよいよ新学期に向けて始動!と言ったところです。と言っても各人関東から北海道、沖縄と日本全国飛び回っているのが現状ですが・・・

私事になりますが、ブログ担当2号は京王・東急・京急の撮影に近く行こうかと考えています。

そんな前置きは置いておいて、本題へ移りましょう。
シリーズでお送りしている「3.16消える景色・消える列車」今回は前回に引き続き東横線の話題をお送りします。

~85年の歴史に幕 東横線渋谷駅~
1927(昭和2)年の渋谷~丸子多摩川(現:多摩川)間の開業以来、東横線のターミナルとして利用されてきた渋谷駅。現在の駅舎は1964(昭和39)年に改良工事を受けて以来使用されている駅ですが、首都高速3号渋谷線が駅の上を跨ぐ構造や、屋根構造など特徴的な構造を数多く有する駅でもあります。


           7日に東横線での運用を終了した9012F。渋谷駅に入線するところ
             特徴的な屋根構造はあまり多くは見られない形態である
                                    (2013年1月31日 東急東横線 渋谷駅にて)

                                         特徴的な丸屋根が目を引く渋谷駅全景
                                       画面左側の高架橋が首都高速3号渋谷線
                                          (2013年2月7日 渋谷ヒカリエより)

~有名ポイントも消滅?? 代官山~渋谷間の山手線跨線橋~
東横線下り列車に乗車すると渋谷を発車してしばらくしてから右にカーブをきり、山手線や埼京線・湘南新宿ラインが走る線路を跨ぎます。そこにあるのが東横線 山手線跨線橋です。ポニートラス橋とも呼ばれるその構造は特徴的な構造であり、山手線や湘南新宿ライン・埼京線の車両と東横線の車両を撮影するには絶好のスポットであります。ここも地下化と共に撤去されてしまうので収めておきたいスポットです。


                                      特徴的な構造が目を引く山手線跨線橋
              (鉄道ホビタス[http://rail.hobidas.com/]より引用)

~消える8両編成の特急~
ダイヤ改正と共に東横線の特急は通勤特急も含めてすべてが10両編成の車両で運転されることとなり、8両編成の特急が消滅します。
これも収めておきたい景色です。

                               「特急」の表示を出した9000系が拝めるのも3.15まで・・・
                 (2013年1月31日 東急東横線都立大学駅にて)


                              5050系は3.16以降4000番台を除き特急表示は行わない
                                   (2013年2月28日 東急東横線 自由が丘駅にて)

安全に配慮しながら変わる東横線を記録していきたいものです。
3.16まであと6日・・・。東横線は変わります。

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2013年3月7日木曜日

3.16消える景色・消える列車Part.4~変わる東横線 前篇~

穏やかな春の陽気に包まれる日もあれば、冬のように寒い日も訪れて体調を崩しやすい今日この頃・・・。皆様いかがお過ごしでしょうか?
できれば体調を崩さずに頑張っていきたいものです。

さて、大概の受験生はすでに受験という戦いを終えて来月からの進路を確定させているころではないでしょうか?進路が確定された方おめでとうございます。
まだ進路が決定されていない方は残り少しの戦いを頑張ってください。
もしこのブログを見ている専修大学の新入生・在校生の方がいらしたら是非ともこの研究会の部室に足を運んでみてはいかがでしょうか?
我が研究会はいつもこんなに堅い話題をしているわけではありません(笑)この記事を書いている私「ブログ担当2号」も普段はもっとくだけた感じの話しかしておりません(笑)

さて、そんな専修大学鉄道研究会ですが、土曜日から中国地方に合宿に出ております。山陰・山陽と様々な地区を巡っているようです。
残念ながら私は来月行われる新入生勧誘活動の説明会に参加するため東京でお留守番をしておりますが・・・

さて、本題へ行きましょう。いよいよ来週土曜日に迫った3.16。今回からはこの企画の目玉でもある3.16で消える風景にスポットを当てていきたいと思います。

~横浜から川越・所沢へ 変わる東横線。無くなる日比谷線直通列車の記憶~
今回から2回に分けて東横線について取り上げたいと思います。
恐らく今回の3.16ダイヤ改正で最も大きなダイヤ改正となるであろうと言われているのがこの東急東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に伴う輸送体系の変化です。

代官山~渋谷間を地下化し、渋谷駅で東京メトロ副都心線へ接続して池袋・和光市・川越市・所沢・飯能を結ぶというのが概要です。

これまで80年以上もターミナルとして活躍してきた渋谷駅を捨てて東横線は新たな直通先とともに新たな歴史を作っていくのです。

が、その一方で1964(昭和39)年以来約半世紀続いてきた東京メトロ(旧:営団地下鉄)日比谷線との直通運転は3.15をもって廃止となります。
日吉・武蔵小杉など横浜・川崎方面から銀座・上野・北千住などへ1本で行ける列車として運転されてきましたが、副都心線に直通するにあたり車両の長さ・ドアの数が異なるなどの理由によって廃止されてしまいます。
当初は東急7000系・営団3000系で始まった直通運転も時を経た現在では東急1000系と東京メトロ03系となりました。

東京メトロ03系は3.16以後も使用されますが、東急1000系は直通廃止とともに東横線所属車は用途廃止となりますのでこれからどうなるのか見所です。

残り少なくなった日比谷線との直通の記憶。できる限り記録しておきたいものです。

       菊名行各停はダイヤ改正後も残るものの、3ドア車での運転は3月15日いっぱい・・・
                                             (2013年3月1日 自由が丘駅にて)

    ダイヤ改正後東横線に乗り入れてくるメトロ車は03系から7000系・10000系に変わってしまう・・・
                                               (2013年3月1日 自由が丘駅にて)

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2013年3月1日金曜日

3.16消える景色・消える列車Part.3~消える元祖新幹線「団子鼻」の記憶~

さて、日本は3月に入り、春1番が吹き荒れています。
今週月曜日に出かけた撮影地では菜の花が咲いたり、三浦半島からは河津桜の開花の便りが届くなど世の中は確実に春に向かって動き出しています。

最近の鉄道研究会というより私(ブログ担当2号)の近況は京王に撮影に出たり、東急に撮影行ったり、銚子までSLや銚子電鉄を撮影に行ったりとなんだか妙に忙しい日々を送っています。

さて、個人的な近況報告は置いておいて、本題へ移ります。

久しぶりに復活させる「3.16消える列車・消える景色」今回は新幹線を取り上げていこうと思います。

~元祖新幹線「団子鼻」終演へ~
1964(昭和39)年の東海道新幹線開業以来日本の新幹線には団子鼻と呼ばれる先頭部の連結器カバーが丸い新幹線車両が活躍してきました。
1964(昭和39)年から2008(平成20)年まで活躍した0系と今回取り上げる200系です。
200系は1980(昭和55)年から1982(昭和57)年の上越・東北新幹線開業に向けて製造された車両で、「団子鼻」と呼ばれる0系スタイルの車両の他、尖がった鼻の形の100系スタイルの車両や2階建て車両も製造されたことが特筆されます。
合わせて700両もの車両が製造され、200系は東北・上越新幹線で長きにわたり主力車両として活躍してきました。

そんな200系ですが、老朽化の波には勝てず、1999(平成11)年から2002(平成14)年にかけて座席の張替えなどのリニューアル工事が行われました。


がしかし、1995(平成7)年登場のE2系や2009(平成21)年登場のE5系などに押され、徐々に車両数は減少・・・2013(平成25)年3月1日現在では10両編成×3本の30両が現存するに留まっています。

200系といえば、2004(平成16)年の新潟県中越地震で脱線しつつも転覆せずに乗客の命を救い、日本の新幹線の安全性を世界に向けて証明した車両としても有名です。
その時の被災編成は現在、福島県白河市のJR東日本総合研修センターにて保存されています。

そんな200系も来る3月16日のダイヤ改正で完全に引退することが発表され、いよいよ日本から元祖新幹線とも言える「団子鼻」の新幹線が引退することとなりました。
1964年以来49年と約半世紀にわたったその活躍は後に続く新幹線の基礎となり、新幹線の発展に多大なる寄与をしてきました。

残り半月となった200系新幹線。開業時から活躍し続けてきたその車両の労を労いつつ、乗ったり撮影したりしてみませんか??

                                        開業時からの塗装に復元されたK47編成
                                                (2012年9月14日 JR新潟駅にて)

                                        リニューアルされた編成はこの塗装となった
                                                 (2012年9月14日 JR新潟駅にて)

                    最後の活躍場所である上越新幹線からもこの姿は消えてしまう
                    (2012年9月14日 JR新潟駅にて)

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2013年2月25日月曜日

3.16消える列車・消える景色 番外編Part.2 ~さようなら「テレビカー」~

 もうすぐ2月も終わりですね。まだまだ寒い日が続きますが元気でいらっしゃるでしょうか?

 今回は久々にシリーズ「3.16消える列車・消える光景」をお伝えします。本稿も番外編でお送りしたいと思います。

 鉄道研究会が置かれている専修大学は関東の大学ですが、今回は関西の鉄道について触れたいと思います。今回取り上げるのは、「京阪」や「京阪電車」で知られる「京阪電気鉄道」についての話題です。



~京阪電気鉄道とは~
 京阪電気鉄道は大阪府・京都府・滋賀県の関西地方2府1県で営業する私鉄で、日本の大手私鉄16社のうちの一つでもあります。京阪電車の路線には京阪本線、鴨東線、中之島線、宇治線、交野線、京津線、石山坂本線と鋼索線(男山ケーブル)があります。京阪本線、鴨東線、中之島線、宇治線、交野線は鉄道規格で「京阪線」、京津線と石山坂本線は軌道規格で「大津線」と大別されます。


~消える列車・光景~
 京阪電車は、去る2012(平成24)年7月5日、自社のプレスリリースにて、2013(平成25)年春に、登場から40年が経過した8000系30番台特急車(旧3000系特急車)を引退させることを発表しました。前置きが長くなりまして恐縮ですが、今回の本題は、この旧3000系特急車の引退について取り上げます。


~旧3000系の歩み~
 京阪電車では、京阪本線と鴨東線で京都と大阪を結ぶ最優等種別に「特急」を運行しています。「京阪特急」として親しまれるこの特急には2扉、クロスシート、そしてテレビが設置され、車内で座席に座ったままテレビ番組を見れる「テレビカー」といった設備を備え持つ特急車両が伝統的に投入されてきました。

 旧3000系は1971(昭和46)年にデビューした特急車両で、「テレビカー」には初のカラーテレビも装備されました。長く特急車の主力となりますが、人の嗜好というものは変わるものです。1989(平成元)年の鴨東線開業に伴って投入された8000系は絶大な人気を受け、特急車は全面的に8000系に置き換えられ、3000系の一部の車体は富山地方鉄道および静岡の大井川鐵道に譲渡されます。その結果、1編成8両のみが残ります。その後、1995年(平成7)年には中間車両が二階建て車(ダブルデッカー)に改造されます。

 2008(平成20)年の中之島線開業に向けて投入された新型車両は3000系を名乗ることになり、形式が重複してしまう事態が発生します。そこで、古い3000系を8000系の30番台として編入しました。

 2012(平成24)年7月5日には今春での引退が発表されました。これにより、京阪特急の50年来の伝統である「テレビカー」に歴史に終止符を打つことになります(8000系はテレビを撤去済み)。引退発表後は、これまで様々な記念イベントやグッズ販売が行われました。中には、富山地方鉄道と大井川鐵道の3社合同の企画もあります。2012(平成24)年9月29日からは前面デザインを往年のものに再現した「クラシックタイプ」として最後の活躍を見せております。

 
 2013(平成25)年1月8日のプレスリリースでは、旧3000系特急車の通常運行の終了日を3月10日(日曜日)と発表しました。



 通常運行終了まで(2013.2.25現在)残り13日。8000系からテレビが撤去された今や、京阪特急の車内でテレビを見れるのもこれが最後です。この機会にぜひ関西に赴き、旧3000系の特急車の力走を乗車・記録されるのはいかがでしょうか!?乗車・撮影マナーは守りましょう!





雨ニモ負ケズ、最後の活躍を見せる・・・
(2013年2月18日 京阪本線 大和田駅にて)
写真が下手なのは気にしたら負け
「テレビカー」のようす
(2012年8月26日 京阪本線 京橋駅付近)
お出かけには、京阪線主要駅で発売している「さようならテレビカー ありがとう旧3000系特急車 京阪線1日乗車券」が便利です。1,200円で京阪線と男山ケーブルが乗り降り自由(大津線は乗車できません)。「旧3000系特急車 想い出の停車駅めぐり シール&スタンプラリー」にもご参加いただけます。編集技術なさすぎ・・・
 このほかにも、京阪電車には今春で消える列車や景色がありますが、これについてはまた後ほど取りあげたいと思います。
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2013年2月22日金曜日

新入生大募集2013 No.4

みなさん、こんにちは。
まだまだ寒いですね。体調管理に気を付けてください。

しかし、私の鼻と目は春が近いと言っているようです。私にとって春を満足できる時期は5月のGW(新歓旅行)でしょうか…

今回も様々な情報をお届けしますが、今回は文章でで部の活動をご紹介します。
また、少しデータのところでも取り上げましたが、今回は鳳祭についてもより詳しく取り上げます。

まず、専修大学の学園祭である鳳祭は基本的に11月の初旬に4日間ほど行われます。
しかし、専修大学鉄道研究会の鳳祭の参加は後半の2日間のみで、前半の2日間は準備期間です。

鉄道研究会の出展内容は写真展示・会誌配布・模型運転です。

写真展示は、部員が撮影した写真を約20枚展示しています。今年はドイツからの写真もあり、国際色豊かな展示となりました。もちろん、国内の鉄道の写真や新1年生の作品もあります。

会誌配布の準備は、夏休みから始まります。各部員が夏休み中にフリーテーマで原稿を書いてもらい会誌を作ります。テーマ題材等は指定していません。絶対に、投稿をしてもらったものは公開します。しかし合宿記は毎回掲載しており、新1年生を中心に書いてもらっています。最新号は、公式ホームぺージにも掲載していますので、ぜひ興味のある方はご覧ください。

模型展示は鳳祭の準備の中で一番お金を使う部門です。去年は、小田急線向ヶ丘遊園駅レイアウトの製作に着手しました。今年完成予定でしょうか。他にも、今年も大改築をするようです。一体どうなることやら…特に模型のできる方は一緒に製作してもらいたいので、歓迎しています。
鳳祭とは関係なく部員が集まって模型運転会もしているのでぜひ来てみてください。やたらと、貨車を持っている人もいます。ブログを書いている筆者も、このサークルに入るまで模型は触れたこともなかったのですが、とうとう私も地元車両である東急1000系の模型を購入しました。

このサークルに入ると、自分の興味のなかった分野に興味を持ったり、同じ分野の人と話したりして、さらに知識が深まります。

*今回の掲載した内容は4月(新入生歓迎期間)に、再掲載する予定です。

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2013年2月21日木曜日

新入生大募集2013 No.3

みなさん、こんにちは!!
今回も「新入生大募集2013」をお送りします。前回からの続きで、様々なデータで専修大学鉄道研究会をご紹介します。

データ⑥ 14人
この人数は部員数ですが、残念ながら全員男子部員なんですよね…女子部員も歓迎してますよ!!と言うより、ぜひ来てください!

データ⑦ 3台
このデータは、部室(部室は生田のみ保有、神田は保有せず)にあるパソコンの数です。ちなみにパソコンは各部員の持ち込みです。
基本的に部室では何をやっていても構いません。部室内では、ボードゲーム・模型の運転や修理など、なんでもOKです。ただ話したくて来ている部員もいます、みんな部室を自由に使っています。
部室に一番部員がいる時間は昼休みかもしれません。たまに椅子を組み合わせて寝ている人もいます。部室にパソコンを持ってきている人が何のために持ってきているかは、部室に来て、正解を見に来てください。
 

*今回の掲載した内容は4月(新入生歓迎期間)に、再掲載する予定です。

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