こんにちは!T781です。
今更ではありますが、今年も弊会をよろしくお願いします。
さて、3月12日と3月13日の2日間は、まさに出会いと別れの季節を感じるという鉄道ファンの方も多いことと思います。特に本年は、個人的には、ひとつの節目を感じずにはいられませんでした。
さて、今回は弊会においての節目のイベントである、「追いコン」のお話しです。コロナが流行る前の、2019年度の最後のイベントでした。
実施したのは、2020年の2月であり、これ以降対面での活動が長らく出来なくなってしまったのです。
2019年度の追いコンも例にもれず、弊会の慣行通り、卒業生自ら企画・実施したものです。
今回の舞台は銚子!銚子電鉄さまのご協力で、貸切列車運行が実現しました。
(本記事に掲載している写真にうち、特に記載がないものは筆者撮影です。お見苦しいものがありますが、ご容赦ください。)
255系で参ります |
例のごとく現地集合でしたが、私含めてまとまった人数は、「しおさい1号」で、東京駅から銚子駅まで移動しました。
各自で昼食や観光をした後、いよいよ銚子電鉄さんの拠点である仲ノ町車庫へ向かいます。
仲ノ町車庫で、今回お世話になる車両を存分に見学させていただいたあと、結果的にこの代最後の集合写真となった記念撮影を行いました。
クハ2501 (当時の卒業生撮影) |
今回貸切らせていただいた編成は、デハ2001-クハ2501の編成です。このうち、クハ2501は「大正ロマン電車」仕様となっており、レトロな内装が光ります。
クハ2501の車内 |
デハ2001 (当時の卒業生撮影) |
他方で、デハ2001は比較的「そのまま」の内装です。外見についても同じ編成の2両で「顔」が異なっており、特に鉄道がお好きな方なら、この2両をまじまじと見比べると、より楽しめると思います。
キャベツ畑を望みながら進む (当時のOBが公道より撮影) |
外川駅では、駅やの見学のほか、窓口にて銚電さんの書類上の本業?商品である「ぬれ煎餅」や、鉄道グッズ等を購入させていただきました。オリジナル商品のレパートリーが豊富で、お土産には困まらないのも銚電さんの魅力だと思います。
また、外川駅では、デハ801という、過去に使用されていた車両の内部を自由に見学することもできます。
会員のなかには、使用済みの架線を切断して作られた、文鎮などとして使えるグッズを購入している者もおりました!(写真があった方が良かったですね...すみません撮り忘れました)
1往復した後は、銚電社員の方との懇談タイムもあり、非常に興味深いお話を伺うことができました。ここには書ききれないような、数々の「全力の創意工夫」エピソードを伺うと、学生としてあるべき姿のようなものまで教えていただいたような気がしました。
一通りの貸し切り行程を終えた後は、「孤廻手形」で一般の営業列車に乗り、犬吠埼や外川に観光しにいく会員がほとんどでした。
夕暮れの外川駅 |
夕飯として購入した「鯖威張る弁当」 見た目のインパクトは言わずもがなですが、 優しい味わいでした。 |
なお、このお話の流れからもお分かりいただけると思いますが、弊会の追いコンは、湿っぽい雰囲気はほとんどありません。最後まで旅人を温かく見送るような陽気さや前向きさがあるのが特徴だと、私個人としては思っています。特に例年は、卒業式の日に会で集合写真を撮るために、もう一度卒業生と会うことが分かってるというのもありますが、それにしても「弊会らしさ」が凝縮されたイベントであると感じます。
最後になりましたが、お世辞でなく、銚子電鉄さんと銚子の街は、1日ではとても見切れない、想像以上の見どころが多数ありました。また今度、会の行事に限らず、個人旅行でも伺いたいと思います。
今回多大なご協力をいただきました、銚子電気鉄道さまには、改めて御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。(T781)
外川駅にて |
<参考資料>