朝晩の冷え込みが厳しい物となっている今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?
我が専修大学では17日から試験期間に突入致しまして、只今試験真っ最中でございます。
そんな大学内にあって我々鉄道研究会の面々は何をしているかというと…各自試験に撮影に帰省の準備にと各個人が忙しい日々を送っています。
そんな中先週17日には研究会の一部メンバーで大宮の鉄道博物館へ出掛けてきました。
この様子は後日お伝えいたしますが、急遽決まった企画にも関わらず6名もの会員が参加し、久し振りの交流を深めて参りました。
また、本日は一部会員が参加しての模型運転会と新年会が行われる模様で、全体での行動はかなり厳しい物になってきたものの、有志を集めての企画を多数開催しています。
前置きが長くなりましたが本題へと移って参ります。
来たる3/16はJRグループや東急電鉄・西武鉄道・東武鉄道などのダイヤ改正が実施されます。関西では381系による「こうのとり」の登場、東海地区では「セントラルライナー」の廃止、関東では東横線と東京メトロ副都心線の直通運転開始に伴う渋谷駅移転など目玉となるニュースはいくつかありますが、今回は少しマイナーな列車の廃止について取り上げたいと思います。
今回取り上げるのはJR京葉線を走る「武蔵野快速」です。
そもそも「武蔵野快速」とは
「武蔵野快速」とはJR京葉線を走る快速列車で、JR武蔵野線からJR京葉線の新木場・東京方面に直通する列車における呼び名です。1988(昭和63)年のJR武蔵野線からJR京葉線への乗り入れ開始時に設定されました。
平日の停車駅はJR武蔵野線内の各駅と西船橋から先市川塩浜・新浦安・舞浜・新木場・八丁堀・東京で、土・休日はこれに葛西臨海公園が加わります。
2002(平成14)年以前は休日のみ快速「むさしのドリーム」として運転されていましたが、2002(平成14)年以後は土休日・平日共に「武蔵野快速」と呼ばれています。
列車はJR武蔵野線へ直通する為8両編成 で運転されています。かつては103系や201系が使用されていた時期もありましたが、現在は2種類の205系と209系500番台によって運転されています。
この「武蔵野快速」が次のダイヤ改正で消滅する事が決定したのです。ダイヤ改正以後はJR武蔵野線から京葉線東京方面へ直通する列車はJR京葉線内でも各駅停車として運転されます。
つまり、3/16以降JR京葉線では8両編成の快速列車は見られなくなるということになります。
設定から25年、その歴史に静かに幕を下ろす「武蔵野快速」。その最後の雄姿を乗って・撮って記録されてみるのはいかがでしょうか?
205系5000番台(元山手線の車両など)で運転される「武蔵野快速」 (2011年2月25日JR京葉線 市川塩浜駅にて) |
武蔵野線で1991(平成3)年から活躍する205系0番台(通称メルヘン車)による「武蔵野快速」 (2011年3月3日 JR京葉線市川塩浜駅にて) |
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