2015年3月7日土曜日

2014冬~2015春 消える列車・消える景色 Part.5 【消える「関東最古の地下鉄直通車両」北総7260形】

皆様こんばんは。専修大学鉄道研究会です。

春休み真っ只中のこの時期、会員諸氏は北は北海道から南は九州福岡まで日本各地に飛び回っております。私ブログ担当2号も先月北陸へ行って去りゆく在来線の姿をカメラに収めて来ました。新幹線で北陸各地へのアクセス性が向上するのは喜ばしい事ですが、一鉄道ファンからするともの寂しい気分に襲われます。(最早この時期の会員諸氏の個人旅行は恒例行事となりつつありますが…)

さて、シリーズでお送りしております「2014冬~2015春 消える列車・消える景色」。5回目となる今回は関東最古の地下鉄直通車両の引退についてご紹介したいと思います。


その名は北総7260形。2006年4月に北総鉄道にやってきた車両です。
この車両は去る2月28日に営業運転を終了した京成3300形をリースした車両として北総鉄道にやってきました。

「赤電」と呼ばれ親しまれた3300形の血を受け継ぐ7260形。
2013(平成25)年9月22日 京成押上線 八広にて

1.北総7260形の概要
2006年4月に京成3300形をリースしていた7250形の置き換えとして京成電鉄からリースされてきた車両です。7250形と同様に京成3300形のリースとなっていますが、中間に運転台を有さない8両編成だった7250形とは異なり、4両編成を2本つなげた8両編成となったことから7260形という形式名が充てられています。8両編成1本のみの存在であり、貴重な存在でありました。
8両すべての車両が1968年11月に製造された車両であり、2015年3月現在で関東の地下鉄を走る車両の中で最も古い車両となっています。

関東最古の地下鉄直通用車両は優等列車にも精力的に充当される。
2013(平成25)年5月2日 京急空港線 糀谷にて


2.北総7260形の終焉
北総鉄道のホームページでも既に告知された通り、先日運転を終了した京成3300形に続き、北総7260形も運転終了が発表され、3月22日にはさよならイベントとして印旛車両基地での撮影会や印西牧の原~矢切間での臨時列車の運転が行われるようです。
製造以来46年、北総鉄道において10年にも渡る活躍をしてきた7260形の最後を是非とも多くの人々で見送りたいものです。

京成の看板特急「スカイライナー」に道を譲る7268編成。こんな光景も今月限り…
2013(平成25)年9月1日 北総線 新鎌ヶ谷にて


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